永野あつこ政策
学生時代のボランティア活動、ホームヘルパーの資格取得やアルバイトを経て就職、直接的に人の役に立てる職業として看護師資格を取得し、三菱神戸病院の看護師として6年勤務しました。看護師として今後も全うする覚悟でしたが、執行部での組合活動に携わる中で、看護師とは違う立場でも人の役に立てる機会があることを知りました。
これまで自分と同じように日常生活や職場以外に興味がなく、自分の生活に政治が関わっているということを考えてこなかった人や、そんなことを考える余裕がなかった人、声を出しても届かなかった人の役に立てるよう取り組んでいきたいと考えています。
- 多くの意見を聴きたい
- 声の小さい(あげられない)人を助けたい
- 政治への関心が低い(接する機会がないと思っている)人に
日常生活に関わることだと気づいてもらいたい
もっと子育てしながら
働きやすい社会へ!
病児保育施設は増えてはいますが、まだまだ充実させる必要があります。安心して預かってもらえるところがあれば心にゆとりができます。待機児童やきょうだいの問題、当事者の立場に立った支援が必要です。
看護師として働いているとき…
職場が多忙の中、お子さんの病気などで休暇を取らざるを得ず、ご本人とお子さん両方に負担がかかっていると感じていました。
保育所の選定に外れて職場復帰できない、きょうだいが別の保育所になった等、身近な同僚から悲痛な叫びを聞いてきました。
神戸の医療体制を
充実させよう!
神戸は医療産業都市として先端医療技術の研究開発拠点です。感染症の対策は、今後も必須となるので、世界基準の技術と研究を活かした神戸モデルの構築が必要です。
看護師として働いているとき…
新型コロナウイルス感染症の流行以前に、風疹の流行があり、感染症対策を行っていたことで、早期の有熱外来対応が可能となり、日頃からの準備が重要だと気付きました。
現実的で温かい
見守りの仕組みを!
在宅医療や介護は家族の協力で支えられています。
一方、ひとり暮らしや老老介護といわれる状態も多く、地域コミュニティーや民間の連携が必要です。高齢者だけでなく、住民ひとり一人が孤立しないように、声をかけあえる支援が必要です。
看護師として働いているとき…
救急車で運ばれてくる人の中には、一人暮らしで倒れているところを宅配の人に発見される方もいらっしゃいました。
老老介護で、小さな女性が体格のいい男性の車椅子を必死に押して通院される姿をたくさん見てきました。
誰かの生きにくさに
気付ける優しさを!
看護師以外の職業でも、新型コロナウイルス感染症での生活の変化や景気の変動で、雇用が不安定になり、様々な問題を抱えるようになっています。仕事だけでなく生活そのものに生きにくさを感じている人が増えており、メンタルヘルスを含む支援が必要です。
看護師として働いているとき…
看護師の労働環境については問題になることがあり、自身もこれまでの職業と違う過酷さがあると感じていました。そして、組合の執行委員となり、様々な職場環境を広い視野で見ることができるようになり痛感しました。